母の引っ越し

 

おはようございます。ゴールドエッセンスの気ままなブログへようこそ。管理人のMOUです。

 

昨日は珍しく母と二人で過ごしました。

いつもは姉や妹、甥っ子たちがいるので、二人で過ごすのは、本当に18年ぶりとかです。

 

管理人MOUの母は一人暮らしをしているのですが、数ヶ月後に引っ越しをすることになり今は家の片付け中です。で、昨日はその片付けの手伝いに行ってきたのです。

 

まぁ、引っ越しのことはさておき、なんで管理人MOUが母と二人で過ごすことがこんな久しぶりだったのかというと、実は、管理人MOUが母へ距離を感じていたからです。

 

きっかけは明確で、、、

それは管理人MOUがまだ社会人になって2年目の頃です。そこから明確に管理人MOUは母に対して距離を置き始めました。

 

その頃の管理人MOUは、仕事に必死で必死で、連日深夜までの残業が当たり前の状態でした。休日も日中は仕事に行っていることが多かったです。すでに会社の近くに一人暮らしをしていた当時は、たまの休みに、母も含めて夕ご飯を外食することが月に1.2回ありました。

 

その時の管理人MOUの会話の内容は仕事のことがメインで、こんなことが大変とか、あの先輩はできないとか、この先輩はこんなダメだとか、だから自分が大変になっているんだとか。そんないわゆる悪口とかネガティブなことばかり口にしていました。

 

すると、母が、

「あなたは人の悪口を言うような子じゃなかったよ」

と一言。

 

その一言の影響はとても強く、グサリと深く心にささりました。目に涙が溜まるのがわかり、母の前で泣きたくなかった管理人MOUは、トイレに駆け込んで泣きました。

 

 

自分が必死で大変なのに、なんでそんな酷いことを言うんだ!と母を憎みました。

母に対して、苦手意識を持ちました。

勝手に母親を許せなくなりました。

そして、この一件から、管理人MOUは母と距離を取り始めました。なんならお盆正月も家に帰らないことが数年続きました。

 

 

それが18年経って、昨日はようやく二人で食事ができました。

成長です。

 

自分に刺さったナイフを抜くのに、その傷が癒えるのに、母を許すのに、雪解けするのに、

18年かかりました。

18年って、、、数字をみるとものすごい長いですね。

 

 

今思えば、さすがに毎回毎回、そんなネガティブな話をされると、食事も美味しくなくなりますよね、、、

今になってみるとわかるのですが、当時は慣れない仕事に必死で食らいついていて、自分自身いっぱいいっぱいだったんですよね。

だから、大変ねーと共感して、心配して欲しかったんですよね。そんな言葉を投げかけられるとは思ってもみなかったんです。

 

 

それに、管理人MOUは子供の頃から、母に「あなたは正義の味方でいなさい」と言われて育ってきたので、悪口や弱音を吐くのを許されない節がありました。

 

それなのに、管理人MOUは、母の仕事などの悪口や弱音をしばしば聞いてあげることはあったんです。

 

人は弱音や悪口を吐きたいこともあると理解していた管理人MOUは、社会人になって初めて母に弱音を吐いたんです。

すると、上記の言葉。

「あぁ、管理人MOUの悪口や弱音は受け入れられないんだ、、、」

なんで?と怒りも込み上げたんです。それがいやだったんです。

 

 

18年経って、昨日はようやく二人で食事ができた。

 

まだ完全に許せたかと言うと、雪解けできたかと言うと微妙だけど、だけど、食事はできた。

一歩前に進んだのは間違いない。

 

本日も最後までお読みくださってありがとうございました。今日という一日が皆様にとって素敵な一日となりますように!アロハ!!